✴インピーダンス安定化ネットワーク(ISN)は情報機器(ITE)の伝導コモンモードノイズをCISPR22(EN55022)に基づい て測定する結合/減結合ネットワークです。ISNは供試品(EUT)と補助機器(AE)もしくわ供試品の動作に必要な負 荷の間に設置します。ISNは測定時にテレコムポートでみられるコモンモード終端インピーダンスを確立します。

✴ISN T8はCISPR22, Ed.5.2図D.3(縦変換損(LCL)のISNと1,2,3または4の非スクリーン対称ペアとの使用)及びEN 55022 Sept. 2006 (IEC/CISPR 22: 2005 modified)で4つまでの非シールド対象ペアの測定用ISNとして開発 いたしました。

✴エミッション、イミュニティ試験用の、安定的なシールド環境

✴IEC / EN61000-4-20およびFCC ANSI　C63.4に適合

✴均一で計算しやすいフィールドを発生

✴効率的な電力変換により大型の電力増幅器が不要に（システムの構築が低価格で可能）

✴全周波数帯域にわたって優れたVSWR － 反射電力の測定が不要

✴必要なパワーメータはシンプルなシングルチャンネル型のみ

✴アンテナ高の切替から、シンプルなマニピュレータ回転方式への変更により、試験時間を削減